横浜都筑区　体にやさしい自然なイトオテルミー温熱療法で免疫・自然治癒力を高める

母と祖母がテルミーを長年勉強しており、子どもの頃からテルミーを受けながら育ちました。温かく気持ちが良いので大好きでした。今考えれば、風邪をひいても怪我をしてもいつもテルミーがある環境で、あまりお医者様にお世話になることがありませんでした。にもかかわらず、丈夫であるがために当時はテルミーと母への感謝はあまりありませんでした。

大学、社会人と高度成長期の若者に良くあったように、自分の身体を大事にする発想はなく、テルミーは洋服を脱いだり、自分でやるのは面倒でした。具合が悪くなれば、病院へ行ってお薬を飲むのが一番早くて楽、などと思っていました。結婚で家を出るときに母からテルミーの器具を贈られましたが、戸棚の奥にしまいこんでいました。 

結婚後子どもの病気でそうした意識が変わってゆきます。

長男は私が銀行員として朝から晩まで働いている時に繰り返し熱を出しました。簡単に済むはずの病院では何時間も待ち、いただいた薬を飲ませても何日も熱が続き、そのうちに体力が落ちて別の病気を併発して入院したこともありました。なにより子どもの苦しそうな様子が辛かったです。私自身も仕事にあけた穴を取り返そうと頑張りすぎてボロボロになっていました。病院へ行けば簡単だったはずの事が、一晩中子供が苦しそうなのを見守り、何度も何時間も病院に費やし、挙句子供が弱くなる・・・何か勘違いをしていたのでしょうか。 

そんな時に母が持たせてくれたテルミーの器具を引っ張り出して見様見真似で子供にかけてみました。熱で寝られないでいた子が、スーッと眠りについたり、朝には熱が引いていたり、ということを何度も経験しました。そしてふと気付くと、小学生になる頃には丈夫な子になっていました。

後に生まれた長女は、ほとんどの病気やけがにテルミーで対処し、ずっと皆勤賞でした。丈夫になった長男は成人していますが、テルミーを信奉しておりまして、自宅から離れての大学4年間、具合が悪ければ自分でテルミーを使って1日も休まずに通いきったという快挙を遂げております。

テルミーが良いことは確信していましたが、実際に本気でテルミーを勉強しようと思ったのは、母が急逝した時です。悲しみの中、ふと気付くと、母の葬儀にとても多くの方がいらして下さり驚きました。母はテルミーの療術師として人様を施術しており、その多くの方より感謝されていることを初めて知ったのです。テルミーは整体やマッサージのように単純に施術を受けに何回行く、というだけではない、会話を通して心を通わせ、一緒に病気や不調に向き合うような関係が生まれます。初めてそんなテルミーの意義に気付いた気がしました。 

母に促されているような気がして母が愛したテルミーを勉強してみようと思い立ち聖イトオテルミー学院に入学し、2000年に療術師の資格を取りました。

資格を取った後は幾つかの仕事をしながら、所属するイトオテルミーの支部にてスタッフとして採用していただき施術をしたり、自宅では知り合いやお友達へ施術することを続けてきましたが、残りの人生でより多くの方にテルミーを知っていただき、多くの方に健康になっていただくお手伝いをさせていただきたいと考え、テルミー施術に専念することとしました。